5月の住宅ローン金利上昇

 
この頃は仲良く遊んでいましたが現在ではケンカばかりです。
ケンカするほど仲がいいと言いますが世界中に兄弟はただ一人なので
大人になっても仲良くケンカしてほしいです。
金融機関の住宅ローンの金利が4ヶ月ぶりにこの5月に上昇しました。
原因は住宅ローン金利の基準となる10年物国債の利回りが上がった事が
原因となっています。
では10年物の国債の利回りが上がった原因は?と言いますと、
日銀が最近行っている異次元金融緩和により金融機関が今後の国債の
需給が読めなくなってしまいました。その結果各金融機関が国債の買い
控えをしたことにより買い手がすくなくなり、債券価格が値下がりした
(金利が上がった)事によるらしいです。
具体的には都市銀行の三井住友、みずほ、三菱東京UFJの5月の固定10年
の優遇金利は1.4%。3ヶ月前と比較すると0.1%上昇しています。
この原因は4月上旬には0.5%程度だった10年物国債利回りが4月中旬
以降0.6%まで上昇したためとの事です。
この上昇の最大の理由は国債需給の悪化と言われています。日銀が表明
した異次元金融緩和では今後の国債の7割を購入する事になっています。
その結果国債の需給が締まり過ぎ市場で国債取引が自由にできなくなる
という懸念を生んだ結果国債の売買が減り国債価格が下落
(金利上昇)という事になってしまったようです。
市場の見方は今後も長期金利の不安定な動きは続く可能性があるとの
事です。
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