先日のニュースで岩手県にて現在建っている建物の壁量不足
が判明した事件の記事が載っていました。
某2級建築士事務所が設計した木造住宅のうち約4割に当たる
90件について建築基準法の基準との不適合が判明したとの事。
耐震強度偽造の事件を姉歯事件と呼ぶようになりましたが、
またかといった感じです。一時期ファースト住建でも壁量不足
等が取り上げられた時期がありました。たしか中国からの毒入り
ギョーザが出た時期と重なった頃だと思います。
建築基準法は国が定めた一番最低これだけは守らなければ
ならないという項目を定めたもの。それを守っていないとなると
怖い話ですね。
建築確認申請を提出後建築確認がおりましたらそれに基づいて
着工していき完成する時期に完了検査を受けます。
完了検査を受けた後に完了検査済証というものが交付されますが
以前はこの完了検査を受けず完了検査済証がない住宅が
たくさんありました。つまり建築確認申請は提出されたが、その通り
の建物が建っているかはわからないという事になります。
既に建っている家がちゃんと建っているかは目視ではなかなか
わからない部分が多いのでちゃんと調査しようと思えば壁などを
壊して中の柱などを確認しないといけません。それは非現実的な
話になります。
最近では完了検査も受けるようになり建築確認申請通りに
建築された家なのかは分かりやすくなっています。
今回、奈良県不動産、リフォームページでは不動産広告を
一部入れ替えました。